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炊飯器で料理!

炊飯器は最高の調理器具だ!

Part2 にくじゃが編

Part1 豚角煮編 はコチラ

企画 WEBマガジン捻挫
写真&テキスト たかBON & MOU君


圧力釜なんて高価なもの、下衆な大衆のアチキには買えないワヨ!

なんて悩んでいる我々下衆な大衆に朗報!
いくらなんでも炊飯器ぐらいありますよね!いまどきの家庭なら!

え!ない!? って人は終了です。
そもそもインターネットなんてやっている場合ではありません。
早くヤマダ電器にでも行って炊飯器を買ってきてください。

なんで炊飯器なんぞを?とお思いでしょう。
とりあえず、なんで炊飯器が調理器具として優れているかをご説明いたしましょう。

まず、圧力
これ重要。
熱で生じる水蒸気の圧力を利用し、 高温で、短時間で肉を柔らかくします。
圧力釜とおんなじですね。
肉だけでなく、煮込み時間のかかる野菜(根菜類)なども短時間で中までじっくり火がとおり、
味がしみて、やわらかうまい!

そして満遍なく熱が伝わるその構造
煮込み料理などをやっているときに問題なのが、弱火でやっていても底の部分が焦げ付いてしまったりする時がある、というところ。
その点、この炊飯器は熱が一部分に集中することなく、炊飯器内が熱い水蒸気で蒸されるので焦げ付く心配はありません。
万が一、水分が完全に蒸発してしまい、焦げ付きそうになっても、「保温」モードに切り替わり、それ以上の熱を加えることはありません。
これは炊飯器の構造上、そういう仕様になっているのです。
(炊飯器は、内容物の表面の温度によって、水分が飛びきったか、そうでないかを判断し、それをもとにご飯が炊けたかどうかを識別しているのです)

そして、普及率の高さ
最近は圧力鍋などもスーパーとかで安い値段で売っていますが、やはり日本人の命である「お米」を炊く機械である炊飯器ほどの普及率ほどではないでしょう。
そもそもなんでこの企画をやろうと思ったかというと、知り合いにガスコンロも電子レンジも持っていないフリーのカメラマンがいまして、そこでご馳走になったのが、炊飯器で作った鶏肉料理だったのです。

少しその時の話をさせてもらうと、その人の家でダラダラ過ごしていたところ「腹が減ったね、料理をしよう」と唐突にその人が鶏肉を買ってきました。
調理器具・調味料の類が家の中に一切見当たらないその人の部屋でどのように料理をするのか、と不思議に思っていたところ、その人は唐突に炊飯器にスーパーで買ってきたあらかじめカットしてある鶏の腿肉を入れ、鶏肉が半分ほど浸るほどの水を入れ、そこにナニを思ったのか、「ハヤシライスの素」を入れたのです。

そして、炊飯器の電源を入れ、待つこと30分・・・
炊飯器の中からでてきたのは、
驚くほどやわらかく、かつ味の染み込んだ鶏腿肉だったのです。

食べてみて愕然としました。
あんなに味が染み込むのに時間がかかる鶏肉が・・・こんなにやわらかくジューシーに・・・。

そしてすぐに炊飯器は調理器具として、とても優れた能力を持っていることを認識したのです。

そんな炊飯器で作った料理を今回はレビューしていきたいと思います。


奥さん、そんな高価な調理器具はいりませんぜ?

肉じゃが(炊飯器エディション)

材料
  1. 豚ロース薄切り(豚バラブロックでこってりバージョンも可) 100g
  2. にんじん 小 2本
  3. じゃがいも 中 5個
  4. たまねぎ 大1個
〜汁〜
  1. 水 250cc
  2. つゆの素(2倍に薄めるタイプのもの) 150cc
  3. 酒 100cc
  4. 砂糖 小さじ1 (お好みで追加)
  5. しょうゆ こさじ1 (お好みで追加)
必要なもの(調理器具)
  1. 例によって炊飯器のみ
作り方
はい。今回は肉じゃがに挑戦です。
材料は大きめにきります。
えっ?こんなに大きくちゃ野菜に味が染み込まない?

大丈夫大丈夫。
炊飯器ですから。

今回は大き目の炊飯器を使っています。
5号炊きができるタイプのものです。
じゃがいもが入って炊飯器の中はかなりまんぱんっぽい。じゃがいもも今回は大胆に切りました。
小ぶりのじゃがの中には2つに切っただけというものもあるぐらいです。

本当に味が染み込んでくれるかしらん?
汁の材料はこちら。
旨みは欲しいが、化学調味料は使いたくない…だが、手は抜きたい、なんて人にお勧めなのが無添加の「つゆの素」。
にくじゃが以外にもいろんな所で大活躍。

当然生協大好きっ子の捻挫ではすべての材料を生協で購入いたしました。
上からあらかじめ測っておいた汁の材料をドバドバ入れます。
底は焦げやすいので、なるべくお肉などは野菜の上に置きましょう。

あんまり汁だくにすると、吹きこぼれるので注意。ご飯を炊く際に目安にする水の目盛の一番上を越えないように。
材料を入れ終わったらスイッチオン。
あとは待つだけ…。ですが、心配だから何度もあけて見てみたり…。(蓋をあけて確認してみたって全然構いやしません。)

20分ぐらい経った時に一度混ぜました。(必要があるかどうかわかりませんが、心配だったもので)
蓋を閉めて再度待ちます。
トータル40〜50分分ぐらい待ちました。
汁気が完全になくならなくともOKなので、自動的に保温にならないところで意識的に止めました。
自動的に保温になるまで待ってると底が少し焦げる危険性ありです。
完成!
完成!

上にほうれんそうのおひたしをさらりと乗せ、小粋な小料理屋風になりました(ほんとかよ)

どれどれ…試食試食…。
ホクって、オイ!
すげえな。このじゃがいも!
なんで一時間でこのホクホク感?
しかも、グズグズ煮続けたものに比べて、型崩れが全然してない!さらに箸でモクモクっと簡単に切れるほどの柔らかさ!

さらにさらに。
このにんじんも!かなりアグレッシブに切ったのに。超ホクホクですよ?
そしてどちらも味が染み込んでる!

でもちょっと味が濃いかもね!上のレシピどおりにやるなら少し水気が多めでも大丈夫かも?
あるいは自分で調味料を調節してね。


というわけで大成功!

今回はにくじゃがということでしたが、
もっと炊飯器に適した料理を見つけたら、また報告したいと思っています。

今回の実験により、炊飯器で料理をしてくれた彼が実はかなりのグルメであることが実証されました。



ありがとう!フリーカメラマンの彼!


ま、もっとも彼は炊飯器とポットでしか料理をしていないのですが。
(今でもそうでしょう)